私たちは冷熱空調機器をはじめとした各種資材の卸売や商品の提供を通して、地域に暮らす方々の快適を支える事業を行っています。

会社の設立当初は『島根科学』という名称で、学校の理科の授業で使われるビーカーなどの器材を販売する事業を展開していました。平成元年ごろから空調機器の卸売業もスタートし、しばらくは2つの事業を展開しておりましたが、家庭でのエアコン需要の高まりとリソース集中により更に質の高いサービスを提供していきたいという想いから現事業に専念するという決断をし、現在に至ります。

現代では職場、施設、家庭のどこでもエアコンがあるのが当たり前になってきています。以前は「とにかく冷えれば満足」という時代もありましたが、時代と共に快適な空間づくりに求められているニーズは変化し続けています。「温度調整」「過ごしやすい湿度」「効率的な気流の調整」「換気や空気の清浄」というように、丁度良く身体が心地よさを感じる環境づくり全体をコントロールすることが、今の空調機器には求められています。

環境は変わり、社会は変わり、それにあわせて空調設備に対するニーズは変化し続ける。このニーズの変化に長きに渡って応え続けていけるように、メーカーや地元の工事会社様と協力して私たちも変化、進化を続けていかなければなりません。その為には単にお客様からの要望に応えるだけではなく、丁寧なヒアリングを重ねていくことで、機能・値段・場面といった様々な確度から「ちょうどいい」という「真の快適」を探し続けていくことが必要です。

私たちの強み

お客様と一緒に悩み、考え続けていくことが、私たちシマカの持つ最大の強みであると信じて、日々サービスを提供しています。シマカは空調機器を広く取り扱うタイセイ株式会社のグループ会社であり、山陰の拠点としての役割も持っています。全国的な展開を行っている商社が主な母体となっていることで、各メーカーの垣根を超えて商品の提案や提供が可能になっていることは、シマカの強みの一つになっています。

例えばメーカー主導でのサービス提供であれば、自社のラインナップに沿って「売りたいものをすすめる」ことが基本になります。一方、シマカではお客様が求めることを伺った上で、多くの取引先商品から一つ一つの場所や希望に則したものを「探して提案する」ことが出来ます。

近年の設備関連業界における各社の商品は機能的に成熟してきており、商品力だけでは明確な差をつけることが出来ません。つまり、良いものを探して用意するのは当たり前で、その先の将来をいかに安心・快適に過ごしていただけるかが大切だと考えています。そして、この安心感をつくるために必要なベースは、やはり「人」であると思います。

シマカでは経営方針として「心を打つ満足」を提供することを掲げており、この方針に則して、社員には自分の感性を持ってお客様の想いを感じ取ることの大切さを伝えています。安定した経営基盤を維持していくこと、そして働く社員が自分に自信を持って仕事に向き合える職場であることを目指して、今後も一層環境整備へ注力して参ります。